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Trigence Semiconductor社との協業について

2015年12月28日

TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、デジタルスピーカー向けデジタル信号処理技術の開発を行っている株式会社Trigence Semiconductor(社長:岡村 淳一、以下Trigence社)に対して、デジタルスピーカーの開発支援及びTDKの「SESUB®」技術を使用したIC内蔵基板の市場拡大を目的として出資を行いました。この出資は、インテルキャピタル及び株式会社産業革新機構と共同で行ったものです。

Trigence社は、アナログ信号とデジタル信号をお互いに変換する技術に強みを持ち、デジタルスピーカー向け信号処理技術「Dnote®」の開発を行っています。従来はCD等のデジタル音源をアナログ信号に変換し、アンプで増幅した信号でスピーカーを駆動させていたものを、デジタル信号を直接スピーカーに送ることにより、大幅な低消費電力化及び省スペース化、音質の向上を実現するものです。同社の技術はすでに日本のオーディオメーカーにライセンス供与されており、高い評価を得ています。
TDKのIC内蔵基板SESUB®技術は、得意とするインダクティブデバイスやHDD用磁気ヘッドの製造で培った独自の微細加工技術と材料技術を集結して開発しました。SESUB®技術を使うことにより、基板上の実装面積の低減による小型化、薄型化、良好な放熱性による設計自由度の向上等、多くのメリットを得ることができます。
今後、スマートフォンやタブレット等のモバイル機器で音楽や動画を楽しむ機会は急増しています。Trigence社のDnote®技術と、弊社のSESUB®技術をはじめとする小型部品を組み合わせることで、モバイル機器の省電力化や小型化、高音質化といったシナジー効果を生み出すことが可能となり、将来的にはモバイル機器への標準搭載されることも考えられます。

Trigence社はこれまでインテル社や株式会社産業革新機構等の支援を受け、研究開発を行ってきました。弊社では、Trigence社と相互に協力して、小型化に向けた開発を推進していきます。

尚、TDKのSESUB®を用いたデジタルスピーカーについて、2016/1/6~9に米ネバダ州ラスベガス市で開催されるCES2016のTrigence社ブースにて展示します。

【Trigence社の会社概要】
社名 : 株式会社 Trigence Semiconductor
(トライジェンス セミコンダクター)
所在地 : 東京都千代田区外神田2-5-15
代表取締役 : 安田 彰(会長),岡村 淳一(社長)
主な事業の内容 : デジタルスピーカー向けデジタル信号処理技術(Dnoteディーノート)の開発
創業 : 2006年2月6日

注) Dnoteは、日本、米国及びその他の国における 株式会社Trigence Semiconductor の商標または登録商標です。

TDK株式会社について

TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。
主な製品としては、各種受動部品(製品ブランドとしてはTDK、EPCOS)をはじめ、電源、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス等があります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。
2015年3月期の売上は約1兆800億円で、従業員総数は全世界で約88,000人です。

※主な製品は、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等です。

注) SESUBは、日本、米国及びその他の国における TDK株式会社の商標または登録商標です。

報道関係者の問い合わせ先
担当者所属電話番号Email Address
手島 TDK株式会社
広報グループ
+81 3 6778-1055 pr@jp.tdk.com

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