TDKの将来戦略新たな「非連続な進化」を始動

TDKは、未来の社会ニーズを敏感に察知し、既存事業が成熟期を迎える前に
事業ポートフォリオを大胆に入れ替える「非連続な進化」によって持続的成長を遂げてきました。
そして現在、これからの未来を見据え、新たな「非連続な進化」に向けて力強い一歩を踏み出しています。

Re-invention

Power of Synergy

TDKは、未来の社会ニーズを敏感に察知し、既存事業が成熟期を迎える前に事業ポートフォリオを大胆に入れ替える「非連続な進化」によって持続的成長を遂げてきました。そして現在、これからの未来を見据え、新たな「非連続な進化」に向けて力強い一歩を踏み出しています。

技術の引き出しは揃った

当社は、2015年末のMicronas社の買収合意にはじまり、主にセンサ領域において積極的なM&Aを進めるとともに、高周波部品を提供する合弁会社を設立したQualcomm社をはじめとするICメーカーとの関係の深化を急ピッチで進めてきました。
そして2017年5月のInvenSense社買収のクロージングをもって、「技術の引き出し」を揃えた当社は、新たな変革を開始しました。

センサフュージョン・センサソリューションの開発センサフュージョン・センサソリューションの開発 画像を拡大する

ターゲット市場

当社がターゲットと捉える非光学式センサの需要は、2020年3月期に向けて年率8%で成長することが予想されます。TDKは、InvenSense社の買収を通じて、MEMS技術を基盤とするセンサを手に入れたことで、非光学式センサ市場全体をターゲットに捉えました。さらにそれまでの自動車市場中心からモバイルやIoT領域へと対象市場の拡大も実現するなど、バランスの取れた製品ポートフォリオを構築しました。

新たな変革のキーファクター Speed

ニーズを掴み、試作品を提供し、製品およびソリューションに落とし込むまでのサイクルのスピードこそがビジネスの競争力の源泉であり、収益性の向上にもつながります。ビジネスのスピードアップに向けて全社的な取り組みを進めています。

InvenSense社との「スピード」面での
シナジー

1. ソリューション提供力

ソフトウェア開発のみならず、ニーズを掴んでからソリューションを提供するまでのInvenSense社のスピードは、TDKグループ全体のソリューション提供能力を高めます。

2. 内製化による試作品開発のスピードアップ

ファブレスであるInvenSense社の生産をTDKグループ内部に取り込むことで、試作品の提供スピードなどが大きく短縮でき、ソリューション提供までの時間を短縮します。

サイクルタイムの加速

開発から製造、販売までのリードタイムの短縮にとどまらず、バックオフィスを含めて全社で「非付加価値時間」の削減を推進し、ビジネスサイクル全体の加速に取り組んでいます。

センサビジネスにおける トータルバリューチェーンの構築

ASICを手掛けるICsense社の買収によって、素材からソリューション、フュージョンにいたるまでが一貫してつながるバリューチェーンを構築しました。これによって素材からトータルに顧客のニーズに応えるとともに、ビジネスのスピードアップも実現します。

新たなビジネスモデルの駆動力―――Qualcomm社との協業

Qualcomm社との協業関係は、当社の新たなビジネスモデルの強力な駆動力です。

協業による主なシナジー

  • 合弁会社であるRF360社を通じた最先端のRFソリューションによる統合システムの提供
  • 受動部品、電池、ワイヤレス給電、センサ、MEMSなどを含めた次世代モバイル通信、IoTおよび自動車関連分野における広範囲な最先端技術に関する技術協力
  • Qualcomm社によるリファレンスデザイン(推奨設計)の強化
  • Qualcomm社のテクノロジーロードマップの早期開示

PDFでは「TDKの将来戦略を理解する」の全文がご覧いただけます。

TDKの将来戦略