TDKの将来戦略コラム:「多様性の強さ」

買収企業の強みを最大限に
引き出す
TDK流の
PMI(Post Merger Integration)

専務執行役員
電子部品ビジネスカンパニー
CFO
Joachim Zichlarz

Joachim Zichlarz

私が現在CEOを務めるEPCOSグループは、2008年にTDKグループに入りました。お互いにとって、自社の製品ポートフォリオを補完し合う魅力的なディールであっただけでなく、TDKがEPCOSをいち買収先としてではなく、対等かつ重要なパートナーとしてグループに迎え入れたいという姿勢を示してくれていたことが、その後の買収プロセスをよりスムーズなものにしたと思います。こうした姿勢から構築されてきた両社の信頼関係は、今日でもさまざまな場面でシナジーを生み出す土台となっていると感じています。

買収先にTDK流のやり方を強制せず、それぞれの文化や価値観を尊重した上で、ともに成長していこうとする姿勢は、TDKグループ全体に浸透しています。現在、TDKは連結ベースで日本人以外の従業員が9割以上を占めるグローバル企業となっていますが、経営会議のほとんどが英語で進行されており、さまざまな国籍のメンバーが臆することなく発言し、活発な意見交換がなされています。そこから、私を含めた参加者全員が、TDKのグローバルなスピリットと経営手法を学んでおり、とてもよい刺激となっています。加えて、年齢や役職を気にすることなく、マネジメント層に意見をぶつけることのできる雰囲気が醸成されていることも、今後のTDKの成長を支える強みです。

こうした「多様性の強さ」を最大限に発揮することで、今後もグループ全体でさらなる成長に向けた取り組みを進めていけると考えています。

EPCOS OHGのドイチュランツベルク工場(オーストリア)

PDFでは「TDKの将来戦略を理解する」の全文がご覧いただけます。

TDKの将来戦略