TDK Front Line

Vol.1 世界No.1のセンサソリューション・プロバイダーを目指して

あらゆるモノがインターネットでつながる近未来のIoT/IoE社会は、膨大な数のセンサによるセンサネットワークで支えられます。世界屈指の電子部品・デバイスメーカーであるTDKは、2016年以降、センサ関連で積極的なM&Aを展開し、非光学分野のほとんどのセンサを擁する製品・技術ポートフォリオを拡充。さらに、複数のセンサやIC、ソフトウェアなどを一体化させた高度なセンサフュージョンにより、多様な市場ニーズに対応可能な強固なセンサビジネスフォーメーションを構築しました。世界No.1のセンサソリューション・プロバイダーを目指すTDKの取り組みをご紹介します。

マイコンとセンサを搭載して電子機器は大きく進化

スマートフォンやタブレットはじめ、家電機器やOA機器、自動車、産業機器、ロボットなどには、さまざまなセンサが使用されています。ますます多機能化・インテリジェント化する電子機器にとって、センサは不可欠なキーデバイスとなっています。

エレクトロニクスの世界で、センサという用語が一般化したのは比較的新しく、1970年代のことといわれます。光、音、熱、圧力などの物理量を検出して電気信号に変換する役割をもつことから、1960年代まではディテクタ(検出器)やトランスデューサ(変換器)などと呼ばれていました。

1970年代はIC技術の発達により、多くの機器や装置にマイコンが搭載されるようになった時代で、効率や利便性、安全性を高めるために、各種のセンサが使われるようになりました。マイコンを人間の頭脳にたとえると、センサは五感にあたり、ディテクタやトランスデューサという堅苦しい用語よりも、センサという言葉がしっくりとしていることから、センサはまたたくまに一般語として定着しました。

センサは五感にとどまらず、加速度センサやジャイロセンサ(角速度センサ)など、体感(運動・平衡・重量)に関するセンサもあります。これらはスマートフォンのモーションセンサ、カーナビゲーションシステム、ロボットやドローンの姿勢制御などで重要な働きをしているセンサです。
また、人間には知覚できない磁気、超音波、赤外線、紫外線、放射線などを検知するセンサなどもあり、その種類は広範多岐にわたります。

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