TDK Front Line

Vol.9 世界をリードするTDKのリチウムポリマー電池の新たな展開

世界のスマートフォンの内蔵バッテリ(二次電池)に、パウチ型(ラミネート型)のリチウムポリマー電池が数多く使用されています。パウチ型は金属缶を用いたタイプとくらべて、軽量で形状自由度にすぐれるのが特長。また、有機溶媒の電解液ではなくゲル状高分子(ポリマー)を電解質として用いているため液漏れなどの問題がなく、安全性・信頼性に優れ、角型リチウムイオン電池などからの置き換えが進んでいます。最新では、スマートフォンだけではなく、ドローンやAGV(無人搬送車)、ロボット、電動バイクなどに向けた高容量の“パワーセル”や、ウェアラブル機器やIoTデバイスに向けた“ミニセル”など、使用されるアプリケーションの幅が広がってきています。

リチウムイオン電池の特長

スマートフォンやノートパソコンなどに多用されているリチウムイオン電池(LIB)は、リチウム化合物(コバルト酸リチウムなど)を正極に、炭素(グラファイトなど)を負極に用いることで、1991年に実用化に成功した画期的な二次電池です。重量および体積エネルギー密度が高く、自己放電が少なく長寿命など、きわめて優れた特長をもっています。

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