皆様からのご意見・ご要望を募集中!
サイトの品質向上のため、アンケートにご協力をお願いします。
(所要時間:3分程度)

アンケートに答える

後で回答する

回答しない

TDK
Tech-Mag TDK Techno Magazine 〜テクマグ〜
サイト内検索
メールマガジン登録個人情報保護基本方針
home
電気と磁気の?館
じしゃく忍法帳
フェライト・ワールド
column
テクの雑学
アースサイエンス&TDKテクノロジー
パワーエレクトロニクス・ワールド
コンデンサ・ワールド
なるほどノイズ(EMC)入門2
なるほどノイズ(EMC)入門1
過去の読み物
世界陸上@TDK
Techno-Box@TDK
あっとデバイス
テクのサロン
with ferrite
テクの図鑑
TDKの書籍

TDKホームページ
 トップページ過去の読み物じしゃく忍法帳
じしゃく忍法帳

第105回「ポータブルHDDオーディオプレーヤの磁気ヘッド」の巻

-ヘッドとディスクのコラボレーション-

磁気ディスクの下地層も記録ヘッドの一部として利用

 垂直磁気記録を実現するには、ディスクばかりでなく、ヘッドにも新たな技術が求められます。従来の長手方式ではギャップ間隔を狭めることで高記録密度化を図ってきましたが、垂直方式となるとヘッドから出る磁束をディスク面に垂直に向ける必要があります。そこで、記録ヘッドの片方の磁極から出る磁束の垂直成分を利用する方法が考案されました。

 記録ヘッドの片方の磁極から出た磁束は、もう片方の磁極に戻るので、磁束の垂直成分を利用するには、磁束を大きく迂回させたほうがよいことがわかります。とはいえ、ヘッドの両磁極を離しただけでは磁束を迂回させることができません。

 ここで軟磁性体がたくみに活用されます。図2のように磁気ディスクの磁性層の下に軟磁性体の下地層を設けると、ヘッドから出た磁束は軟磁性体をバイパスすることになるので、磁極からの垂直成分を有効に利用することができるのです。わかりやすくいえば、磁気ディスクの軟磁性層は記録ヘッドの一部を構成していることになります。この2層構造の磁気メディアにより、垂直記録技術は実現に向けて大きく前進しました。

 従来の長手記録方式の限界をブレイクスルーするのが垂直記録方式。柱状に並べる微小磁石の断面を結晶粒子数個分ほどにまで狭めることができれば、600G bpsi以上の超高密度化も可能といわれます。きたるべきテラビット(1000Gビット)時代に向けて、HDDの進化はまだまだ続きそうです。

垂直磁気記録方式の1例

図2 垂直磁気記録方式の1例

back(4)

ページtop
HOME 電気と磁気の?(はてな)館 アースサイエンス&TDKテクノロジー テクの雑学 コンデンサ・ワールド
Copyright(c) 1996-2014 TDK Corporation. All rights reserved.
※記事の内容は、記事掲載時点での情報に基づいたものです。一部、現在TDKで扱っていない製品情報等も含まれております。
TDKホームページは、Internet Explorer5.5以降、Netscape Navigator7.0以降でご覧いただくことを推奨しています。